本文現在86歳の黒田レオンさんは、6歳の時に広島で被ばくしました。
爆心地から近いところにあった家は幸い破壊を免れ(まさに奇跡!建物の向きや構造が良かったのでしょうか)原爆投下の直後から3日間、兄と慕う身内を探して爆心地を歩き回ったそうです。
また、破壊を免れた家が救護所になったために、傷ついた多くの人がやって来る様子を子どもの視点で見届けていたレオンさん。
そんな貴重な「広島の原爆投下直後」のお話を、7年前にもちんちゃん亭で聴かせていただきました。
原爆を体験した方のお話を聴かせていただく機会がどんどんなくなっていく中で、関わってくれた方や関わってくれた子どもたちに聴いて欲しいと思い、再び講演をお願いしました。
数年前、私とけーすけは広島の原爆ドームに行きましたが、そこに来ていた方はほとんどが外国の方。
海外の方が興味を持って下さっていることが嬉しかったのと同時に、日本人ですら「ヒロシマ・ナガサキ」のことを忘れつつあるのではないか?と危機感も覚えました。
(原爆資料館の一部にも行きましたが、とてもエグさやグロさを感じることができないほどにサッパリとしていました)
ぜひ、お誘い合わせのうえ、みなさんで聴きにいらしてください。
日時…2025.7月12日(土)
開場9:30 開演10:00
場所…現在未定(豊田市内の公共施設)
参加費…1,000円以内
(人数によってはお子さんは無料にできるかも)
対象年齢は、小6〜大人。
(座って話が聴ける子でしたら小4くらいから参加できます)
※じっくりと聴かせてもらう場にしたいため、小さいお子さんは預けてきてもらえると助かります。
【語り部・黒田レオン】
1939年 神奈川県鎌倉市生まれ。
1945年、6歳の時にヒロシマで被爆。
大学卒業後、アメリカのシンクタンクに在籍し、世界の抱える人類の未来に向かう様々な課題に取り組む。
世界中の人々が永続的に幸せに生きていくために、
「水と空気と大地と食の健康が保障されていなければならない」
と考え、自ら愛知県作手に移住。
自然の中で井戸を掘り、持久的な暮らし「夢千年の暮らし」を営んでいる。
現在、国際NGO ラローゼアン議長。